- パソコンでノートをとるのに慣れていない
- パソコンだと集中できなくて手書きの方がよさそう
- パソコンでノートを取るメリットがよくわからない
こんな悩みを解決できる記事になっています!
なぜなら、この記事ではパソコンでノートをとるメリットと効率的な取り方を詳しく解説しているからです。
この記事を読めば、手書きノートよりもパソコンでノートをとる方が効率的で便利な理由がわかり、実際にパソコンでノートを上手に取れるようになります。
記事の前半では『パソコンでノートをとるメリット』について解説し、
記事の後半では『パソコンでノートを効率よく取る方法』について解説しますので、ぜひ参考にしてください。
それでは本編です!
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大学生がノートをパソコンでとるべき3つの理由
多くの大学生は従来の手書きノートだけでなく、パソコンを活用してノートをとることが増えています。パソコンでノートをとるメリットは大きく分けて3つあります。
- 講義内容を効率的に整理できるから
- ノートを検索・共有しやすいから
- 手書きよりもタイピングの方が速いから
それぞれ詳しく見ていきましょう。
講義内容を効率的に整理できるから
パソコンでノートをとれば、講義内容をフォルダ分けしたり、タグ付けしたりと自由に整理できます。手書きノートに比べて見つけやすく、復習もしやすいでしょう。
実際に、パソコンのメリットを実感している学生は以下のような人が多いです。
- さまざまな授業を同時に受講している学生
- 1つの授業でも内容が細かく分かれている学生
- 膨大な量の資料やデータを扱う必要がある学生
講義内容が複雑になるほど、パソコンで効率的に整理することで復習がしやすくなります。手書きノートだと整理が大変になりがちですよね。
整理が行き届けば、授業内容を確実に理解でき、成績アップにもつながるはずです。
まずはあなたにとって最適な方法を見つけることが大切です。
ノートを検索・共有しやすいから
パソコンのノートアプリならキーワード検索が可能で、必要な情報をすばやく見つけられます。手書きノートだと一つひとつ確認する必要があり、効率が悪いですよね。
また、パソコンでとったノートはオンラインストレージに保存しておけば、友人や先輩・後輩とも簡単に共有できます。お互いにノートを参考にし合うことで、理解を深められるかもしれません。
実際に、ノートの検索・共有のメリットを感じている学生は以下のようなケースが挙げられます。
- 試験前に重要ポイントを探す必要があるとき
- 欠席した授業の内容を補う必要があるとき
- 友人の良いノートを参考にしたいとき
検索・共有のメリットが大きいため、多くの学生がパソコンでのノートに切り替えているのです。手書きノートには手間がかかり過ぎますからね。
とはいえ、重要なポイントは手書きノートにも控えるなど、上手に使い分けることが賢明です。
手書きよりもタイピングの方が速いから
多くの人が手書きよりもタイピングのほうが速いため、講義の内容に遅れを取らずノートをとれます。特に板書の量が多い授業では、パソコンでノートをとる方が大変便利です。
実際に、タイピングでノートをとるメリットを感じている学生は以下のような人が多いです。
- 手書きが遅い人
- 講義のスピードが速く、手書きでは追いつけない人
- 講師の口調が早く、タイピングしないと間に合わない人
パソコンで文字入力するスピードは確かに速いものの、入力ミスに気をつける必要があります。
タイピングのスキルがそれほど高くない人は、手書きとパソコンを組み合わせるなどの工夫が賢明かもしれません。
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大学生がパソコンで効率よくノートをとる方法5ステップ
パソコンでノートをとるメリットは理解できましたか。それでは実際に、効率よくノートをとる5つのステップを解説します。
- STEP1. ノート用に適したアプリを選ぶ
- STEP2. 講義ごとにフォルダやタグで整理する
- STEP3. キーボードショートカットを使いこなす
- STEP4. 図やグラフのキャプチャを活用する
- STEP5. 後で復習しやすいように目次やコメントをつける
それぞれ見ていきましょう。
STEP1. ノート用に適したアプリを選ぶ
ノートをとるアプリは用途に合わせて選びましょう。Wordなどの文書作成アプリではなく、特化したノートアプリを使う方が効率的です。
実際に、多くの学生が活用しているのは以下のようなアプリです。
無料で使えるものから有料のアプリまで種類は様々です。自分に合ったアプリを試し、最適なものを見つけることが重要です。
アプリを一つに絞れば、同じ操作感で快適にノートをとれます。学生時代はアプリに投資する価値があるでしょう。
STEP2. 講義ごとにフォルダやタグで整理する
パソコンの最大のメリットは、講義内容をきちんと整理できることです。講義ごとにフォルダを分けたり、タグをつけたりすると良いでしょう。
実際に、整理のやり方には以下のようなバリエーションがあります。
- 授業ごとにフォルダを分ける
- 大まかな単元ごとにフォルダを分ける
- 授業名やキーワードでタグづけする
あなたにとって最適な整理方法を見つけることが大切です。せっかくパソコンを活用するのだから、しっかりと整理するようにしましょう。
整理に時間をかけるほど、後々の復習が楽になります。手間を惜しまずに、工夫してみてください。
STEP3. キーボードショートカットを使いこなす
ノートをとるときは手が止まらないよう、キーボードショートカットを上手に使いこなしましょう。よく使う操作にショートカットを割り当てれば、スムーズにノートをとれます。
実際に便利なショートカットには以下のようなものがあります。
- 新しい文書やセクションを作成する(Ctrl+N)
- 太字や斜体にする(Ctrl+B、Ctrl+I)
- 画面を切り替える(Alt+Tab)
- 前後の操作を元に戻す(Ctrl+Z、Ctrl+Y)
ショートカットは一度覚えるとかなり効率的です。授業中に一時停止する手間が少なくなり、スムーズにノートをとれるようになります。
最初は覚えるのが大変かもしれませんが、地道に練習を重ねていけば必ず身につきます。苦手意識はなくしましょう。
STEP4. 図やグラフのキャプチャを活用する
講義中に提示される図やグラフは、スクリーンショットやスナップショットを使ってキャプチャし、ノートに貼り付けましょう。手書きよりも簡単で正確に記録できます。
実際に、図をキャプチャすることで助かるのは以下のようなケースです。
- 複雑な図や模式図を手書きするのが難しいとき
- 講義のスピードが速く、手書きでは間に合わないとき
- 元の図とノートの図を見比べて理解を深めたいとき
キャプチャした図は、ノートアプリに直接ペーストできるので便利です。状況に合わせて上手に活用しましょう。
講義中は集中が肝心なので、キャプチャの操作はあらかじめ覚えておくことをおすすめします。
STEP5. 後で復習しやすいように目次やコメントをつける
ノートをとる最後のステップとして、目次やコメントを付けることで後での復習を効率化しましょう。きちんと整理されたノートなら、一目で内容が分かります。
実際に付ける項目としては、以下のようなものがあります。
- 目次(講義の大まかな構成)
- 重要ポイントの棒線やマーカー
- 分からない箇所へのメモやコメント
- キーワードの色分け
ノートの中に目印を設けることで、あとで確認する際に役立ちます。手書きノートでも同様の工夫はできますが、パソコンだと作業が簡単です。
少し手間はかかりますが、効率の良い復習ができるよう工夫するのがコツです。習慣づければ、あとあと役立つはずです。
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パソコンでノートをとるのにおすすめのアプリ4選
ここまでパソコンでのノートとり方を解説してきました。次に、実際におすすめのノートアプリを4つ紹介します。
それぞれの特徴を簡単に見ていきましょう。
Microsoft OneNote
マイクロソフト製のノートアプリで、無料で使えるのが魅力的です。WindowsだけでなくWeb、モバイルアプリでも利用可能で、クロスプラットフォームに対応しています。
ノートの管理がしやすく、手書き入力にも対応しているのが大きなメリットです。アウトラインの作成や図の挿入も簡単にできます。
Evernote
クラウドベースのノートアプリで、複数のデバイスでノートを同期できます。テキストはもちろん、画像や音声、PDF、Webページなども簡単に保存できます。
検索機能に優れており、OCR機能で手書きのノートも検索可能です。有料プランを契約すれば、さらに多くの機能が使えるようになります。
Notion
シンプルでありながらも高機能なノートアプリです。ノートをワークスペースごとに分けられ、他者とも共有しやすいのが特徴です。
データベース機能があり、表の形式でノートを管理できます。書き味も快適で、ウィジェットも多彩に用意されています。有料のみですが、学生プランがあります。
Obsidian
マークダウン記法でノートを記述できる本格的なアプリです。ローカルで動作するため、クラウドを利用したくない人におすすめです。
ノート同士をリンクでつなげる「ジャーンリング」機能が便利です。関連する情報をすばやく参照できるので、知識の整理がしやすくなります。
無料で利用できますが、有料のSyncingオプションを利用すれば、クラウド同期も可能です。カスタマイズ性が高く、プラグインの追加で機能を拡張できるのも魅力です。
以上が代表的なノートアプリの特徴ですが、実際に無料体験などを行い、自分に合うアプリを選ぶことをおすすめします。ノートをとる環境を整えることが、効率的な学習には欠かせません。
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パソコンでノートをとる際に注意すべき3つのこと
パソコンでノートをとるメリットは多いものの、いくつか気をつけるべき点もあります。
- パソコンの電源やバッテリーを確認する
- ノートの内容を定期的にバックアップする
- 不必要な通知をオフにして集中できる環境を整える
それぞれ詳しく見ていきましょう。
パソコンの電源やバッテリーを確認する
講義中にパソコンのバッテリー切れや電源ケーブルのトラブルでノートが取れなくなっては本末転倒です。必ず事前に電源の確保をしっかりと行いましょう。
実際に、電源トラブルに遭った学生は以下のようなケースが多いです。
- バッテリー残量が少ないのに気づかずに講義に臨んだ
- コンセントが足りず、電源ケーブルの確保ができなかった
- 電源ケーブルが損傷していたり、接続が不安定だった
電源切れで作業が中断されるリスクは避けたいところ。講義の前日に必ずチェックを怠らないよう心がけましょう。
ノートの内容を定期的にバックアップする
万が一パソコンが故障したり、ファイルが破損したりした場合に備え、ノートの内容は必ず定期的にバックアップを取ることが重要です。
実際に、バックアップを怠ったことでノートを失った学生は以下のようなケースが見られます。
- パソコンがウイルスに感染してしまった
- パソコンが水をこぼされて故障した
- ファイルが何らかのミスで上書きまたは削除されてしまった
データの損失は取り返しがつかないため、定期的なバックアップは必須と言えるでしょう。クラウドストレージを利用するのも一つの方法です。
大切なノートを無駄にしないよう、あらかじめ対策を立てておくことが賢明です。
不必要な通知をオフにして集中できる環境を整える
講義中はパソコンの画面に集中する必要があります。そのため、メールやSNSなどからの通知をオフにして、作業に専念できる環境を整えましょう。
実際に、通知で注意が散漫になった学生は以下のようなケースが多いです。
- メッセンジャーアプリの通知が度々来て作業が中断された
- 自動で広告が表示されて集中できなくなった
- ゲームのプッシュ通知に気を取られた
このような集中力の妨げとなる要因をあらかじめ排除しておけば、講義に専念しやすくなります。ノートの質を高められるはずです。
一定の訓練を経て、自分なりの集中できる環境を整えることが大切だと言えますね。
手書きノートとパソコンの使い分け方3選
ここまでパソコンでノートをとった時の活用方法を説明してきましたが、最後に手書きノートとの使い分け方について3つのアドバイスを紹介します。
- 手書きノートは記憶を定着させたい内容に使う
- パソコンは検索性が必要な情報に使う
- 重要な内容は手書きノートとパソコンの両方に記録する
それぞれ見ていきましょう。
手書きノートは記憶を定着させたい内容に使う
手書きノートは、文字を書く作業を通じて内容の定着を図れるというメリットがあります。重要なポイントや暗記が必要な情報については、手書きノートに記録するのが賢明でしょう。
実際に、手書きノートが記憶の定着に役立つケースは以下のようなものです。
- 重要な公式や理論をしっかり覚える必要があるとき
- 発音や書き順を身につける必要のある外国語の授業
- 図の描き方や計算過程を丁寧に記録したいとき
手書きノートには認知的な効果もあり、視覚と運動による入力によって脳に情報が定着しやすくなります。ノートアプリでは得られない利点です。
テストや試験に備えて、手書きとパソコンを上手く組み合わせた復習が賢明だと言えるでしょう。
パソコンのノートアプリは検索性が必要な情報に使う
一方で、パソコンのノートアプリは膨大な情報を検索しやすいというメリットがあります。講義内容が多岐に渡る分野の知識については、ノートアプリで管理するのが適切です。
実際に、検索が求められるケースとしては以下のようなものがあげられます。
- 広範囲にわたる知識を扱う総合的な講義
- 参考資料や論文を多数調べる必要のあるゼミ
- インターンシップや卒業研究でのデータ収集と分析
パソコンならキーワード検索が可能なので、必要な情報に素早くアクセスできます。ノートの内容を効率的に活用することができるのです。
大量のデータを収集・整理する機会が増えるため、大学生にはパソコンの活用が欠かせません。
重要な内容は手書きノートとノートアプリの両方に記録する
最後に、手書きノートとノートアプリの長所を両方とも活かせるよう、重要な内容は両方に記録するのがベストな方法だと言えます。
実際に、両方のノートを併用した方が良いケースは以下のようなものです。
- 暗記が必要な情報と検索が求められる知識が混在するとき
- 講義で板書とデジタル資料の両方が提示されるとき
- 手書きで予習・復習し、パソコンでノートをとり、後に照合するとき
双方で情報を補完し合うことで、より確実な知識の定着と活用が可能になります。手間は増えますが、そのメリットは大きいはずです。
大学生活は忙しくなりがちですが、学習への取り組み方を工夫し、効率化を図ることが大切だと言えるでしょう。
まとめ
パソコンでノートをとることのメリットと効率的な取り方について解説しました。
パソコンでノートをとるメリットは以下の3つでした。
- 講義内容を効率的に整理できるから
- ノートを検索・共有しやすいから
- 手書きよりもタイピングの方が速いから
パソコンで効率よくノートを取る方法は以下の5ステップでした。
- STEP1. ノート用に適したアプリを選ぶ
- STEP2. 講義ごとにフォルダやタグで整理する
- STEP3. キーボードショートカットを使いこなす
- STEP4. 図やグラフのキャプチャを活用する
- STEP5. 後で復習しやすいように目次やコメントをつける
おすすめのノートアプリは以下の4つを紹介しました。
- Microsoft OneNote
- Evernote
- Notion
- Obsidian
パソコンでノートを取る際に注意すべき点は以下の3つでした。
- パソコンの電源やバッテリーを確認する
- ノートの内容を定期的にバックアップする
- 不必要な通知をオフにして集中できる環境を整える
手書きとノートアプリの使い分け方としては以下の3パターンを提案しました。
- 手書きノートは記憶を定着させたい内容に使う
- ノートアプリは検索性が必要な情報に使う
- 重要な内容は手書きノートとパソコンの両方に記録する
手書きとパソコン、それぞれのメリットを理解し、上手く使い分けることで効率的な学習ができるでしょう。まずはパソコンでのノート作成から始めて、手書きとの併用を検討するといいかもしれません。
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